白と緑のミクロの森

地衣類・蘚苔類と共に生きる─コケ学のススメ

日陰と日向のスギゴケ

2022年7月に、川崎市で見た、スギゴケの仲間(Pogonatum sp.)の写真です。 左側のよしずの影になっていた部分は緑色なのに対し、右側の日向の部分は黄緑色をしていました。色の違いがはっきりと見てとれます。これは、このコケの色素の濃度または構成が日陰と日向で異なることを示しています。いつか、このコケの色素分析を行いたいと思っています。

Pogonatum sp., Kawasaki, Kanagawa, Japan.

Article Info

created: 2022年 7月 17日 日曜日 13:43:51 JST
modified: 2022年 7月 17日 日曜日 13:43:51 JST
views: 1863
keywords: 蘚類, スギゴケ, 日陰, 日向, 色素, moss, Pogonatum, shade, sun, pigment
prev:川崎市で見たミズゴケ next:日陰と日向のスギゴケ

Social Links



(C) 2020 Hiromitsu Nakajima